日本共産党横須賀市議団

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よこすかから平和を発信 原子力空母NO!
トピックス
2011年8月4日

「原子力空母はほんとうに大丈夫?」2011年第2回定例会で井坂議員が一般質問

迷走した市長答弁

isaka井坂議員は、原子力空母の安全対策と事故の際の対応について質問。最初に「福島第 1原発の事故を受け、原発の安全神話があったと思うか?」とただしました。市長は、「安全神話は存在していない」と答弁。その後、市長は「安全神話は存在してはいけない」「安全神話の定義が分からない」と答弁をクルクル変え、海江田経産大臣や斑目原子力安全委員長などの発言を示すと、「そういう意味で言えば、安全神話はあったと思う」と変わりました。

市長は安全神話を認めると原子力空母の安全対策についても安全神話の上に成り立っていることを認めることになると考えたのか、右往左往した答弁でした。

井坂議員は、福島原発事故を踏まえ、原子力空母や陸上関連施設の地震の耐震性、津波対策をしっかり確認するよう市長に求めました。

原子力防災計画の抜本改定を

横須賀は原子力軍艦と、久里浜に原子力発電の燃料を作っている施設がありますので、防災計画に原子力防災の計画があります。原子力防災の計画は原発所在しない都市にはほとんどない計画です。

福島第1原発の事故を受け、今後、国の原子力防災計画が大幅に改定されると思います。ただ、国も福島原発の事故が収束していないので、いつ頃、どんな内容での改定になるかはっきりしていませんし、原子力空母についてはどのような扱いになるかも不明な状況ですが、井坂議員は、国に対して積極的に働きかけるよう求めました。

市有地(緑地)の売却は、みどりの保全に逆行

井坂議員は、馬堀3丁目にある市有地の馬堀民生寮跡地の売却について質問しました。
民生寮跡地は、面積5000㎡以上あり、その周辺の民有地を含めると約1万㎡の一団の緑が形成されています。

市は指定緑地制度で、市街化区域で500㎡以上の緑地を土地所有者に奨励金を出してまで保全をしてもらっています。それでいながら、市が持っている緑地は、売ってしまうというのですからつじつまが合いません。

市長からは「売ったお金で緑地の保全を進める」と珍答弁も飛び出しました。

みどりの保全は大事な方針、その点では市長と一致していると考えていましたが残念でなりません。


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