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「米兵犯罪に対して米軍に強く抗議し、『再発防止策』やその運用をより厳しくすることを求めること」を市長に要望しました。

023「米兵犯罪に対して米軍に強く抗議し、『再発防止策』やその運用をより厳しくすることを求めること」を市長に要望しました。



2011年2月10日

吉田雄人市長 様

日本共産党 横須賀市議団

団長 井坂新哉
ねぎしかずこ
大村 洋子

米兵犯罪に対して米軍に強く抗議し、「再発防止策」やその運用をより厳しくすることを求めることについて

1月30日の午前2時過ぎ、本市若松町の飲食店において、女性のバッグを盗むという米兵の飲酒を伴う犯罪が起こりました。

昨年11月にも、飲酒していた米兵による犯罪が起こっており、わが団は、12月2日の一般質問でも取り上げ、市長と質疑を交わしたところです。

その際にも市長は、「軽微な事件」などとして、軽い受け止めをしてきました。

米軍は、2006年に起こった米が浜での女性強盗殺人事件後に、世論の高まりの中、基地の外での飲酒について、パブリックスペースに限って、時間制限を設ける飲酒規制の措置をとりました。その措置は、いまだ解除されておらず、みずからに課したそのルールを米兵に厳守させる責務が米軍にはあるのです。米兵犯罪そのものが問題であることに加え、今回は、米軍みずからのこの規制措置にも明らかに抵触するもので、米軍の監督責任がいっそう問われます。

2006年の事件からこれまでに、飲酒を伴う米兵犯罪は、明らかになったものだけでも十数件にものぼり、その都度米軍は、この規制措置の遵守と再発防止を口にしてきましたが、その効果は表れていません。

市長は、今回の事件を、軽微なものと捉えるのではなく、米軍に強く抗議し、「再発防止策」やその運用をより厳しくすることをわが団は強く求めるものです。