(4月6日、あつぎ市民発電所で、理事長、副理事長さんと)
(4月14日、小田原かなごてファームの小山田大和代表さんと)
私たち日本共産党市議団は
横須賀・久里浜の「石炭火力発電所建設」に怒りをもって反対しています。
全世界が脱石炭を進めている中で、わが市域ではこれから新設されるというのですから。
稼働の前に今、止めることが必要だと議会内外で活動をしていますが、
同時に、自然エネルギーへのシステムチェンジを促す活動も大事だとの思いにかられる毎日です。
そこで、足元からシステムチェンジを実践しているところへ、市議団で学びに行こうということになりました。
まず4月6日、一般社団法人あつぎ市民発電所に伺いました。
理事長さん、副理事長さんが対応してくださいました。
植え付けや収穫に市民も参加しながら運営している様子がうかがえました。
パワコンのスイッチを《連系》から《自立》に切り替えると、停電した時も、ここで作った電気を地域の方々に供給できるようになっており、このような小規模分散型エネルギーシステムは、地域の防災拠点として役立つことに感嘆。
パネルの影ができても、作物によっては逆にたくさん収穫できるものもあるといい、パネル設置は、逆に、昨今の暑すぎる気候のもとでは暑さをを和らげ、作物の育ち・働く人双方に優しいのでは・・・と納得しました。
4月15日は、合同会社小田原かなごてファーム へ。
畑のみならず水田でもソーラーシェアリング、やっていました。
そこで発電した電気やそのもとで採れた作物を使っての自然エネルギー100%のランチを〔農家カフェシエスタ〕で味わい、そこで買い求めたお酒《推醸》を帰宅後夕食時に味わいました。
美味しかった❣
わたしたちが目指す地産地消、地域振興、地域循環型の持続可能なまちづくり、
そして原発と石炭火力を必要としないシステムチェンジというものは、きっと、こういうものなんだ、と感じました。
また、このシステムチェンジを阻害する制度上の限界も伺いました。
現場で苦闘されておられるかたがたとともに、国・県・市に働きかけていきたいと思った視察でした。