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トピックス 議会での質問

2022年2月28日

2022年3月定例議会が始まっています②2月28日の質疑(猿島公園トイレ)

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日本共産党の大村洋子です。お時間をいただきまして、

先ほど提案のありました「議案第59号猿島公園トイレ新築工事請負契約の変更契約締結について」市長に数点伺います。

猿島公園トイレの新築については昨年の3月新年度予算審査の際に概要が出され、まず驚かされたのは3億円という金額でした。市長も当初、激怒されたとのことで、なぜ、そんなに巨額になるのか、トイレに3億もかけるなんでどうかしていると誰もが率直に感じたのではないかと思います。その後、昨年9月定例議会に工事請負契約の締結の議案が出された際には設計を経て約7,000万円減額され、総額は約2億3,000万円となりました。

 そして、この度の議案における新たな変更内容を見ますと、今度はフェリー台船やクレーン台船、チャーター船の使用回数が増え、新たに安全監視船等が確保されることとなりました。さらに仮設通路1式が加わり総額4,000万円、それとは別契約で平台船が追加され曳航費用と込みで1,100万円かかることとなりました。つまり、7,000万円減額され2億3,000万円になっても、今回5,100万円増額になったので総額で2億8,100万円となったわけです。

 当初の減額、今回の増額という顕在化した内容を見ながら、なぜこのようなことが起きたのかについて市長に伺ってまいりたいと思います。 

 猿島公園は現在でも浄化槽のトイレを持っています。しかし、来園者の増加に伴い繁忙期には仮設トイレが必要となり、それをもってしても間に合わないということで新築のトイレが必要になったと言います。猿島公園は日本遺産構成文化財であるがゆえに、設置場所は極めて限定され、海岸付近に設置せざるを得ないという条件があります。トイレ新築工事場所は軟弱地盤であること、さらに今回新たに土中に大量の廃棄物が混じっていて、分別や除去に思った以上に時間を要することが分かりました。そもそも地質調査はしっかり行われていたのかという疑問も起こってきます。そこで、市長に伺います。(1)猿島公園トイレ新築工事はいつ頃から発案・構想され設計や調査にはどの程度の規模や金額をかけ準備されてきたのでしょうか。

 当初から、海上における資機材運搬、島への本格的浄化設備の設置等全国的にみても珍しく経験値の乏しい工事だと言われていましたが、設計や調査の内容はそれに相応しいものだったのでしょうか。併せて伺います。

 私たちは今回の見積もり違いは前述の質問でもおわかりのように、設計、調査の段階が十分でなかったのではないかと考えています。(2)特殊なプロジェクトの設計、調査の判断や評価は誰がどのように行ってきたのでしょうか。伺います。

 海上における運搬作業、海岸部の作業、地中の作業など想像しただけでもかなり特殊で困難な工事であることがわかります。(3)金額や規模もさることながら、本市の知見の総力をあげて行うことが大切だと思います。海岸部や港湾の知見を持つみなと振興部、地盤作業の経験を持つ土木部、浄化槽設備作業に長けている資源循環部等庁内の関係部局との連携はされてきたのでしょうか、伺います。 

 本市が行う公共工事等は設計、調査、工事等を今回のプロジェクトのように契約締結する、つまり本市が直接行うのではなく事業者に委託するかたちがほとんどではないかと思います。それは多くの利点があることは承知していますが、一方で技術・技能、さまざまな経験・知見の蓄積・継承がされづらいという課題もあると思います。(4)今回の件は本市の技能分野の質の低下もひとつの要因ではないかと感じるところですが、市長のご所見を伺います。

 この間、本件に限らず、本市の大きな事業には度々契約変更が出ています。地盤面を掘削したら水や泥土が出てきて処理に想定以上の作業を要したというものなどです。このようなことが起こると、事業者は当初の請負金額では工事が進められなくなり、増額を市に申し出なければならなくなります。これでは当初の契約の重みが疑われますし、行き当たりばったりで、(5)必要ならば変更すればよいという悪しき風潮も生まれかねません。工事の中断も余儀なくされ、作業する方々のモチベーションにも影響がでると思われます。これら、工事に関わる本市職員の意識、事業者に与える影響について市長はいかがお考えか。伺います。

実際に工事を着手しなければわからないこともあるとは思いますが、(6)議会に上程され、議案として議決されているわけですから、契約の重み同様、議決の重みもあると思います。この点について市長はいかがお考えでしょうか。

 上地市長は就任当初から積極的に大きな事業を進めてこられていると思います。しかし、地元住民のご意見、既存事業者のご意見に丁寧に耳を傾けてきたかというとそこは疑問が大いに残ります。「うわまち病院の移転建替え」や「フェリー就航」にあらわれています。(7)今回の猿島公園トイレ新築工事の見積りの甘さについても、十分な調査や庁内の連携よりも「スピード感重視」で進めてきたからではないかと思います。市長はいかがお考えでしょうか。伺います。

(8)度々このようなことがあっては困ります。市の公共事業を巡る設計、調査、工事契約、これら一連の施策を進めていくにあたって市長の姿勢を改めてお示しください

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