- 日本共産党横須賀市議団 - https://jcp-yokosuka.jp -

急がれる全中学校への学校司書の配置(2020年12月議会)

 学校司書が小学校には全校に配置されているものの、中学校では23校中8校のみにとどまっている問題でねぎしかずこ議員は、これまでの検証結果から、全中学校への配置を速やかに決断するよう、求めました。

 教育委員会が提出した「点検・評価報告書」に掲載された学校図書館利用授業数(配置された8校での合計)が、平成30年の211回から令和1年は759回と4倍近くに増えていることを示しながら、司書配置の効果は明らかだと指摘しましたが、2018年からの2年間の検証期間が過ぎてもなお「さらに検証をしていく」と教育長は消極的な姿勢に終始しました。

 来年度からは中学校においても《生きる力をはぐくむ》ため、調べ学習などに力点を置く教育に舵が切られることとなっており、学校司書は、ますます大切な存在となること、また、パソコンタブレットが生徒に一人一台貸与されネットでの調べ学習も始まろうとしている中、ネットの膨大な情報に取捨選択できる能力が不可欠となるため、それを養ってくれる学校司書の全校配置を強く求めました。