日本共産党横須賀市議団

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トピックス
2017年12月28日

2017年12月議会「横須賀のまちづくりの原点は『軍転法』」

横須賀母港の米海軍イージス艦が事故続発

横須賀を母港とする米海軍イージス艦が相次いで深刻な事故を起こしている問題で、ねぎしかずこ議員は、海の基本的な運航ルールも守らない異常ともいえるやり方に対し、米海軍に意見することを求めました。

市長は、「いくつかの人的ミスが重なって起こった」としながらも、米海軍に対し「安全で安定的な運用を希望する」のみで、意見も抗議もしない姿勢に終始しました。また、このような状況のもとで、イージス艦のさらなる追加配備を拒否せよと迫るねぎしかずこ議員に、市長は、「その立場にない」と、拒否する考えはないことを表明しました。

北朝鮮問題、武力ではなく対話で

ねぎしかずこ議員は、これら事故はトランプ政権になってから相次いでいることを指摘し、北朝鮮問題など軍事緊張が高められている中での兵士のストレスが人的ミスを誘発させる原因になっていることは否めないとして、母港となっている横須賀の安全を守るためにも、軍事緊張を高めるのではなく、対話による平和外交で解決するよう日米両政府に求めるべきだと主張しました。

弾道ミサイル防衛システム導入で比与宇弾火薬庫を大拡張

田浦港町にある海上自衛隊の比与宇弾薬庫を拡張し、新たな弾道ミサイルの大型弾火薬庫として使用されることが判明しました。

横須賀市は旧日本海軍の軍都としてのまちゆえに戦後の発展が遅れたことから、市勢を盛り上げようと旧軍港市転換法(軍転法)のもと平和産業港湾都市をめざしてきました。

大村議員は「今回の基地の拡張、機能強化は軍転法に逆行する流れであり、とうてい認められない。」と表明。歴代の市長はことあるごとに国へ問い合わせるものの、国の方針に従わされてきました。これではいつまでも状況が変わりません。軍転法の原点に立ち戻って平和な横須賀をめざしましょう。


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