看護学校授業料値上げ … 共産党反対
否決された案件の一つが市立看護学校の授業料の値上げの議案です。これまで看護学校はおおよそ 3 年に 1 回授業料を改定しており、来年度が改定期になるため、値上げ議案が出されました。
これに対し井坂しんや議員は、値上げする理由が県の看護学校と合わせるためというのでは、値上げしなければならない根拠にならない、看護師不足が深刻になっている時に看護学校の授業料を値上げするのは逆行しているなどの理由をあげ反対をしました。 他の会派も反対し、賛成少数で否決されました。
副市長車リース契約解約 … 共産党賛成
もう一つの否決案件は、副市長専用車だった２台のリース契約を解約し、それに伴う違約金を支払う議案です。吉田市長は就任後、市長専用車を廃止し、共用に切り替えていました。今回、議案となった２台の車はともに黒塗りの高級車であり共用としては使用が限定されることと、契約満了までリース代を払い続けるよりも違約金の方が約百万円ほど安いというのが提案理由でした。
ねぎしかずこ議員は、副市長の公務への支障があってはならないこと、解約しても他の公用車で対応出来ることを確認したうえで賛成しましたが、他の会派が反対し、否決されました。