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2009年第1回定例会(3月議会)井坂しんや議員の教育経済常任委員会質疑

勉強が続けられるように 希望するすべての高校生に奨学金を

高校生の奨学金は、生活保護を受給していないが、収入 が生活保護基準以下の人しか 現在受けられていません。

今年度の予算でも、奨学金の枠は各学年50人から60人。昨年度は高校入学者で奨学金を希望した生徒は150人。その内60人しか奨学金を受けられませんでした。 奨学金を受けている高校生は全学年で170人。予算は年間約2100万円です。希望する生徒がすべて受けられるようにするにはあと約3500万円でできます。将来の子どものためにもっと積極的におこなっていくべきと主張しました。

下水道の合流改善事業は料金の値上げにつながらない方策を

下水道事業は、普及率を上げるために設備投資をどんどんやってきました。しかし、普及率が対象世帯の90%を超える中で、これからの設備投資は慎重でなければ、下水道料金の値上げに跳ね返ることになります。05年度から始めている合流改善事業(雨水と下水を分ける取り組み)は約400億円もかかります。

合流改善は東京湾の水質をよくする目的なので、環境対策という性格の事業です。したがって、国・県の責任が大きく、それを下水道料金に転嫁し、値上げをする方向になっては問題があると指摘し改善を求めました。