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2009年第1回定例会ねぎしかずこ議員の代表質問

(おもな質問項目)

☆平和・友好・共存の世界の流れの中で

☆市民生活の防波堤としての市の役割について

☆学校教育について

☆ごみ処理広域化について

国や米軍に毅然とした姿勢を

基地では、ジョージ・ワシントンの「メンテナンス」が数か月にわたって行われており、ここから排出された放射性廃棄物の横須賀港からの搬出が問題となっています。しかし、市長はこの詳細を確認しようともしていません。入港してしまえば安全対策はおざなり、米兵犯罪にもダンマリ。一方でネイビーバーガーや軍港めぐりなど、基地や原子力空母を観光に利用することには一生けん命です。

安全対策には国や米軍にきちっとものを言うことが必要です。いまの市長の姿勢では住民の安全を守ることはできません。

特養ホームの待機者の解消を

市は国から借金を肩代わりさせられ借金が増えていますが、この点でもキッパリものが言えていません。

市立の重度心身障害児者施設建設や特別養護老人ホームの待機者の解消などの要求についても、「お金がないから出来ない」と言うのみです。

財政難を押しつけている国に対して迫っていこうとする住民自治の姿勢が欠けているいまの市長のもとでは市民の願いは実現できません。

日産への奨励金は市民に活かせ

一方で、「財政が厳しい」と言いながらも、日産自動車に昨年度から5年間にわたり毎年約8千万円ずつ総額約4億円の「企業立地の奨励金」を渡しています。このお金を市民のために活かすには、せめて日産に「雇用を守れ」と要求すべきだと迫りましたが、市長は「今は、全力で日産を支援したい」と述べるにとどまりました。派遣切りに遭っている市民への思いは感じることができませんでした。