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オスプレイの横須賀への飛来中止を求めるとともに、飛来を容認した市長コメントの撤回を要求する抗議声明

2014年  10月  22日
日本共産党横須賀市議会議員団
団長  井坂  新哉
ねぎしかずこ
大村  洋子
井坂なおし 団事務局長 
 

米海兵隊MV22オスプレイが24日米海軍厚木基地、25日米海軍横須賀基地に飛来する連絡が、10月20日防衛省南関東防衛局から県内各自治体とともに本市にも伝えられた。

  オスプレイは、その製造段階から現在まで、多くの事故と死者を出してきた構造的欠陥機である。そうしたオスプレイが神奈川県内の人口密集地の上空を飛来することは、県民の平穏な生活と安全を脅かすものとして許すことができない。

しかも、今回のオスプレイの横須賀への飛来は、状況の把握を目的としているということだが今後の配備と訓練を前提にしたものであることは明らかである。日本の安全とは関係がないイージス艦の追加配備が発表されたことと合わせ横須賀基地の「侵略力」を飛躍的に強化するものであり、到底容認できない。

吉田市長は、オスプレイの災害救援や人道支援活動などに貢献できるかのように述べているが、災害救援は本来消防力の充実で対応すべきものであり、オスプレイに災害救援を期待することは大きな間違いと言わなければならない。

米海軍横須賀基地には、原子炉事故が起これば重大な放射能汚染が想定される原子力空母と原子力潜水艦が常時停泊し、出入港を繰り返している。その上横須賀市とその周辺上空を構造的欠陥機が飛び回る状況は断じて容認できない。

私たちは、日米両政府に横須賀へのオスプレイ飛来に断固抗議し、飛来中止を強く要求するとともに、横須賀への飛来を容認した市長コメントの撤回を強く要求するものである。