日本共産党横須賀市議団

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よこすかから平和を発信 原子力空母NO!
見解・資料
2012年10月12日

2013年度横須賀市予算に対する 日本共産党市議会議員団の要望

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2013年度予算に対する要望書pdf(クリックするとPDFを閲覧することができます。)


2013年度予算要望書の提出にあたって

はじめに

日頃からの市政運営に対するご尽力に敬意を表します。
来年度予算に対する日本共産党横須賀市会議員団としての予算要望を提出いたします。
東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故から1年半以上経ちますが、震災復興も原発事故の収束もめどが立たず、一日も早い復旧・復興を願い、国の総力を挙げた全面的な支援策を求め続けたいと思います。
福島第一原子力発電所の事故の国会、政府、民間のそれぞれの事故調査委員会の報告書が出揃っていますが、国会での審議は未だおこなわれていません。原子力規制委員会が発足しましたが、期待した独立の規制機関としての役割が果たせるか疑問が出されています。これらの動向を座視して待つのではなく、国の諸機関に対して原発事故の教訓を踏まえての抜本的な原子力防災対策の強化、改善にとりくむことを貴職の立場からも強く求め、原子力空母の原子力防災対策に生かすよう強く求めます。
いま、市民のくらしはかつてない厳しい状況にあります。地方自治体は市民のいのちとくらしを守ることが何よりも優先して取りくむべきしごとです。市財政の厳しいことばかりが強調されますが、その最大の要因は国政の失政による景気の引き続く後退と地方財政削減策の押しつけによる歳入減にあります。消費税増税と社会保障の改悪は市民にいっそうの犠牲を強いるもので、地方財政がますます厳しいものになっていくばかりです。自治体を預かる立場からも撤回を求めるとともに、国民のふところを暖める施策への転換で市財政の改善をはかることを求めます。
子育て支援、高齢者施策を飛躍的に充実させ、「子育ても、老後も横須賀で」と言われるような特色を出し、みんなが生き生きくらせる横須賀のまちにしてこそ人口流出に歯止めがかかり活力も生まれます。
リフォーム助成は議会の多数の賛同を得た施策ですが、貴職は空き家対策として実施されました。しかし応募が少なく対象を広げるなど改善されましたが、まだまだ不十分です。この制度は地域経済を暖めるカンフル剤であり、地域内でお金がめぐりめぐって市財政の収入増にもつながります。市民が利用しやすい簡素な手続きと思い切った規模で予算計上し、経済対策としてしっかり位置づけたとりくみを強く求めます。
本要望書は、日頃からわが議員団に寄せられた切実な市民の願いを予算要望としてまとめたものですが、国政や県政に対するものについては市として国・県に要望を上げていただき、ともに努力していただきたいと思います。また、長期のとりくみが必要なものも含まれておりますが、市政運営の方向性をくみとっていただき、予算編成および市政運営に活かしていただくようお願い申しあげます。


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